地盤の特徴と地盤調査・地盤改良について、また地盤調査会社についてまとめてみました

2015/01/16|ブログ // 構造設計、構造計画、基礎・地盤などについて

家が建つ地盤の状況は建物に少なからず影響を及ぼします。

軟弱地盤や地層が不均一な地盤では地震が起こったときなどに
建物に大きな被害が出やすいといわれています。

家を建てる土地の地盤についての理解を事前に深めておき
必要であれば、地盤改良などを検討する方法が
一般的にとられています。

今日はそんな訳で、地盤についてまとめてみました。

地盤の特徴

地盤1
地盤の特徴は、高台と海岸付近では当然異なり
場所によって異なります。

一般的には、山から海に向かって
固い地盤といわれる:洪積層の上に
やわらかい地盤:沖積層が乗っています。

その為、丘陵地や台地は安定した地盤が多くなり
低地の海沿いや、川沿いの土地などで
不安定な地盤が多くなると一般的には言われています。

地盤2
同じ丘陵地でも、宅地開発された中には
傾斜した元の地盤面を「切土」、「盛土」をして
雛壇上に地盤を生成する場合があります。

このような場所では、切土した部分と
盛槌した部分では地盤の固さが異なるので注意が必要です。

このような土地では、地震などで建物が不ぞろいに
沈下を起こす「不同沈下」という現象が起こる危険性があります。

埋立地などでは、地盤が砂質で地下水位が浅い場合などは
大きな地震が起こると液状化を起こす場合もあります。

液状化は地下水を含んだ砂地盤が地震の振動で液体状になり
重い建物では埋もれたり、倒壊したり、下水管が浮き上がって
しまったりします。

地盤調査について

建物の基礎を支える地盤には一定以上の強度が必要となります。

したがって家を建てる土地の地盤を知っておくことが必要です。

その為、家づくりが始まる前に計画地の地盤調査を行うことが
一般的になっています。

地盤調査を行うことで土の種類や固さを知り、基礎の設計に
役立てる事が可能となります。

調査は、木造住宅で比較的軽量のものとしては
「スウェーデン式サウンディング試験」や
「表面波探査試験」という方法が一般的とされています。

鉄筋コンクリートのように重量のある建物の場合
ボーリング試験、標準貫入試験、平板載荷試験といった
方法をとる場合もあります。

スウェーデン式サウンディング試験は先端がスクリュー状のロッドに
荷重をかけてハンドルに回転を加え地中にねじ込むものです。

その回転数を測定し、地耐力(地盤の強さ)を推定します。

地盤調査会社について

地盤調査を行っている会社としては以下のような
会社がありますので参考にしてみて下さい。

㈱トラバース
報国エンジニアリング㈱
ジオテック㈱
ジャパンホームシールド㈱
㈱サムシング

※弊社:SE構法の設計事務所窓口運営会社:エヌ・ディ・エヌでは
地盤調査、地盤改良等は業務として行っておりません。

構造設計の際は、地盤調査報告書やボーリングデータ等とともに
弊社設計担当までお問い合わせ下さい。

地盤改良について

地盤調査の結果、地耐力が十分でないと判断された場合は地盤改良が必要となります。

代表的な改良方法は以下の3つとなります。

地盤3

表層改良

軟弱地盤の層が浅い場合(おおむね2m程度)に適用されます。

建物より広い範囲の土を掘り、セメント系の特殊な材料と元の
土を攪拌し地盤を硬化させる方法です。

柱状改良

軟弱地盤の層がおおむね6m程度ある場合に、建物の基礎下に
セメント系の特殊な材料と元の土を攪拌しながら直径60cm程度の柱状
に地盤を固める工法です。

鋼管杭

軟弱地盤の層が深い場合、建物の基礎下に支持層まで
鋼管の杭を打ち込む方法です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

地盤は土地を買う際や家を建てる際に、追加費用がかかる事が無いか
必ず確認をする必要があります。

このコラムもそんな時の参考にしてみて下さい。
それでは!


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