ビンのお話し。

2015/03/31|ブログ

前の記事:緑萌ゆる春の到来。で映っている小ビンたちのお話を少々。
これらの小ビンは、会社の備品ではございません。
アスクルで買えるものでもございません。
ではいったいどこからやってきたものなのか。
実は、千葉県最南端の海辺からやってきた小ビンなのです。

大正・昭和の時代に、目薬や白髪染の容器として活躍したガラスの小ビンは、
容器としての役目を終えると、ゴミとして、ポイポイッと川辺や海辺に捨てられます。
川や海に捨てられた小ビンは、約半世紀もの間、引き潮や満ち潮にもまれます。
波にもまれ、砂や岩に打ち付けられるたび傷を負うことで、ガラス本来の透明度が失われて、
小ビンは白濁していきます。

引き潮の時間になると、海岸には、ウロウロ彷徨う輩が出没します。
足元は長靴で、ズボンのすそをしっかりガードしています。
彼らは、ピンクの貝殻を拾い、風邪で会社を休んでいるOL仲間に、
「これ、お見舞い。早くよくなってね。」と、黄色いチューリップとともに、
拾ったピンクの貝殻を、一緒に手渡したりなど決してしません。
そもそも、貝殻を拾いません。
拾うものは、白濁してエイジングが見事に進んだ、小ビンです。
家に持ち帰り、漂白剤につけこみ、数日後、陽光を吸収する小ビンを見つめ、
ひとしきり満足したのち、部屋の棚にそっと小ビンをおさめます。
本を読み、ごはんを食べ、笑い、風呂に入り、布団を敷き、さて明日もがんばるか、
というタイミングで、棚の小ビンを振り返り、ウムウムと頷きます。

事務所の片隅にちょこなんと鎮座する小ビンを見つめ、ウムウムと頷く輩を増やすため、
本日も、子ポトスの面倒を見ています。もちろん仕事もしております。

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